チケット詐欺事件 事件発生から警察への相談、犯人逮捕、そして被害額全額弁済を受けて終結まで 2020夏

<再掲> 2020年7月16日中日新聞朝刊

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2020年1月17日 Twitter上の女性(虚偽)とライブチケット譲渡のやり取り。

        振込先口座は、SMBCコンシューマーサービス(サラ金プロミス)

        振込人名義は、教えられた男性名義。(新聞記事掲載の名前)

        なぜ、ここで気が付かん。

2020年1月20日 Twitterカカオトークにて再度やり取り。

        振込人名義相違のカラクリで、2度目の振込をする羽目に。

        結局、チケット代金×2を送金した。

 

 

2020年5月27日 ライブは中止になり、チケット代金の返金をTwitterカカオトーク

        にて依頼するも、既読もつかずアカウントも消えたため、

        愛知県警天白警察署に相談、事情聴取。

2020年5月29日 2回目の事情聴取。

2020年6月10日 被害届作成、受理。

2020年7月14日 犯人逮捕(千葉県八千代市から天白警察署へ移送) 

          天白警察署の担当さんから連絡あり。

2020年7月16日 中日新聞記事掲載 先方弁護士から連絡あり。

2020年7月27日 私の仲間の弁護士先生に今後の対応を相談。

2020年7月28日 先方弁護士に当方の意見を提示 → 先方受諾。

2020年7月31日 本件詐欺事件、被害額全額弁済を条件に名古屋地検が不起訴処分。

2020年8月 3日  被害額全額が、弁護士名義で振込され、弁済完了。

          同日付で名古屋地検から通知書(不起訴処分通知)到着。

 

 

Twitter上で名乗っていた性別も、結婚歴(既婚と偽っていた)もすべて嘘だった。

もちろん、チケットなんて持ってなかった。

振込先口座がサラ金だったのは、自分の借金の返済に充当するためだった。

ただ、「SMBCコンシューマーサービス」が「プロミス」で、サラ金とは

すぐには結び付かないと思うが、ま、大人なら常識だわな。

これが個人口座だったら下手したら犯人は逮捕できず、お金も返ってこなかったかも。

サラ金に借金がある → 借金するには本人確認必要。すぐ特定。

千葉県八千代市に住む犯人は、遠く名古屋の天白警察署に20日間収監されてた。

取り調べの中で、他に余罪があることも分かった。

ただし、当初は容疑を認めてなかった。

その証拠に「詐欺被疑事件」という名称だった。

それが、名古屋地検からの通知書では「詐欺事件」に代わっていた。

犯人は自分の行為が「詐欺」だった、と認めた。

容疑を認めなさいと、これはこちらから出した条件だった。

 

 

〇チケット詐欺にあわないために

 

もし、チケット詐欺に遭ってしまったら。

とりあえず、連絡は全てスクショして保存。

なるはやで、警察署の刑事課へ相談してください。

本当にチカラになってくれます。

悪い奴は、必ず捕まる。

必ず捕まえる。

 

そして、不起訴になろうが前科は付かないが 「逮捕歴」 は、捜査機関に残る。

 

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